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定義
デザインでも装丁でも美術制作でもディスカッションですらボクの中での定義はひとつ。 「見えるものを通して見えない世界に触れてほしい」それだけ。
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恋路
鶴瓶の奥さんとのなれそめ話が好きだ。 金が無く、売れてもなく、彼女の両親は大反対。 遠距離恋愛だった二人は別れ、鶴瓶は営業で大阪のプールサイドで司会をしている。 そこに流れるプールに乗って奥さんが現れる。 彼女は手を振っ […]
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落日
想い出は帰らない。
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欠落
不自由で何かにこだわってなければ何も作れない。 だいたい創作する人間なんて二流だ。一流の人間は決して歴史に現れない。 何も残さないから彼等を知る事は出来ない。 貪欲で不自由な人間が音楽を作ったり、美味しい料理を考え、絵を […]
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前夜
詰まるところ騙していたのは東京電力だけでも大手メディアや政府だけでもない。 ボクも自分を騙していた。 原子力が危ないなんてどこかで知っていたけど、見ない様にしてボクは生きていた。 映画を観たり女の子とお酒を飲んで、音楽を […]
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福島
福島の「今日」をヌカガさんが撮ってくれた。送ってくれた。 ボクはこの景色を美しいと思う。 冬はとにかく陽が落ちるのが早い。「今日」が、もうすぐ「明日」に変わる。 福島にまた「明日」が来る。 きっとまた美しい「明日」が来る […]
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陰影
本当に美しいものは、綺麗じゃないものも含んでいなくてはいけない。 光と影。陰と陽。昨日と今日。 だからボクはウォルト・ディズニーより手塚治虫を愛してやまない。
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地図
もっと交わろう。もっと。 芸術、文学、思想、哲学はすべて「人間の取り扱い説明書」として存在しているわけだから。
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墓標
本当に幸せなコトと本当に辛いコトはインターネットの網の目の中では、つぶやけない。 下田の先。夜の海は怖いくらい墨のように真っ黒で波は穏やかだ。遠くで何かが光ってる。船だろうか。 このインターネットという場所の広大なつぶや […]